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中国外交部の洪磊報道官は10日の定例記者会見で、中国とミャンマーの国境付近で、政府軍と民族民主同盟軍(MNDAA)の戦闘が起きた8日、流れ弾が中国側に着弾し、民家が全壊したと発表した。幸い負傷者は出なかったという。11日付で環球時報が伝えた。
流れ弾が着弾したのは、雲南省臨滄市耿馬件孟定鎮の山頭寨村。地元の村民によると、ミャンマー政府軍機が同盟軍と戦闘している様子を他の村民と共に屋外に出て見物していたところ、飛行機がどんどん近づいてきて、空中から何かが落ちてきた。ボンッという音と共に噴煙が上がり、村民たちは慌てて逃げ出したという。
全壊した民家は最近完成したばかりの新築で、「けが人は出なかったが、精神的なショックは大変なものだと思う。建てたばかりなのに、誰に賠償を求めていいのか。ミャンマー側が弁償すべきだ」と地元村民は話している。
現場で観察任務にあたっていた関係筋は、今回の中国側への着弾について、「ミャンマー空軍パイロットのミスではないか。現場の旋回空域が狭すぎたこともあると思う」と指摘している。
(編集翻訳 小豆沢紀子)