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2015年2月27日付のラオスメディアによると、世界中で最もロマンティックな結婚式ができるスポットとして、ラオスのルアンパバーンがオーストラリアの旅行サイトで第四位になったと伝えた。
【その他の写真:世界中から訪れる人が絶える事の無い、代表的ルアンパバーン様式のワット・シエントーン。(写真提供:川口正志カメラマン)】
ロマンティック・ウェディングの場所として1位になったのはフランスのパリ。続いて、ケニアのマサイマラ、モナコのモンテカルロ。そしてラオスのルアンパバンが四位になった。
ランキング5位以下は、アイスランドのヴィーク、スイスのツェルマット、セントルシアのスフリエール、イタリアのベニス、ギリシャのセントリーニ、米国のニューヨークだった。
ラオス北部の古都であり、世界遺産として、すでに有名なルアンパバーン。タイ語名ルアンプラバーンとも呼ばれ、世界中の旅行者憧れの街として毎年トップにランクしている。今回の調査結果では、結婚式をあげたい場所としても非常に高い人気である事が明らかになった形だ。ラオスという国自体にまだまだ馴染みの無い日本人には意外な結果かもしれない。
元々ランサーン王国の王都として栄え、タイ北部チェンライやチェンマイへ進出し、ランナー王国の礎ともなった古都ルアンパバーンである。
同地の王族は、先の大戦後に起こった共産革命でその座を追われ、フランスへ逃れた。しかし当時はすでにフランス植民政権の傀儡であった。
現在のルアンパバーンは、フランス統治時代の建築の街並に伝統的な寺院による西洋と東洋の融合的な風景の街として、ラオスで最初に世界遺産に登録されるきっかけにもなった。
建築物だけでなく、観光客を迎える現地のラオス人や少数民族の温和な微笑み。それら全てが今回のランキングや世界中の旅行者を引きつけて止まない理由だ。
【翻訳/編集:そむちゃい吉田】