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2015年3月5日、英紙ガーディアン電子版は記事「中国はどの分野で米国をリードしているのか?どの分野で後れをとっているのか?」を掲載した。
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あらゆる分野で中国の急成長が伝えられた。世界第二の経済体となった中国だが、米国を追い抜いた分野はあるのだろうか。まずは軍事費。15年予算は10.1%増の1450億ドル(約17兆5000億円)と発表された。伸び率では圧倒的に米国を上回るが、総額でみると米国の軍事費は5810億ドル(約70兆円、2014年度)と中国を圧倒している。
インターネットの普及率は米国が上だが、ネットユーザー数は中国が多い。大気汚染の深刻さでは中国が飛び抜けているが、風力発電など再生可能エネルギーが総発電量に占める比率は中国が上回っている。
五輪金メダル数。08年の北京五輪では中国が初めて米国を抜き世界一となったが、開催国の有利を考えればフェアな比較とは言えない。そこで04年のアテネ、12年のロンドンを比べてみよう。04年は米国が101個、中国が63個。12年は米国が104個、中国が88個。まだまだ大きな差はあるがその距離は縮まっている。(翻訳・編集/増田聡太郎)