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【北京=五十嵐文】中国の王毅(ワンイー)外相は8日の記者会見で、「反ファシスト戦争勝利70年」「抗日戦争勝利70年」について国際社会での宣伝戦を強化するため、ロシアとの連携を重視する考えを表明した。
中露は戦後70年の節目に「蜜月」を演出し、日本や欧米諸国をけん制する思惑では一致しているが、中ソ対立の歴史を抱える両国の「不信」は根強い。
「中露とも国連安全保障理事会の常任理事国であり、国際平和と安全を守るため、引き続き戦略的協調を強める」「第2次大戦の勝利の成果を共に守っていく」
王外相は会見でこう語って、中露がそれぞれ行う戦後70年の記念行事をお互いに支援する方針を表明した。
開会中の全国人民代表大会(国会)では6日、ロシアと国境を接する黒竜江省の陸昊(ルーハオ)省長がロシア極東ハバロフスクなどでの記念行事に同省関係者を派遣すると明かし、地方レベルでも歴史を巡る「共闘」が進んでいることが判明した。