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中国メディア・参考消息は12日、ロイターの10日付の報道を引用し、フィリピンの南シナ海・南沙(英語名:スプラトリー)諸島に最も近い場所にある軍事基地の改造を、日本が支援する可能性があると報じた。
記事では、「日本は南シナ海の領土問題をめぐって中国と対立するフィリピン、ベトナムとの安全保障分野での協力関係を築きたい考えで、2カ国に対して巡視船を提供する。また今後数カ月以内に日本はフィリピン海軍と初の軍事演習を行う計画だ」と紹介。消息筋の話として、「日本はこうした形で徐々にフィリピンやベトナムとの協力を強化する」と伝えた。
記事はこうした日本の動きの背景として、「日本は南シナ海で主権を主張していないが、自国にとって重要な貨物輸送ルートである同海域を中国が牛耳るようになれば、孤立してしまうと懸念している」と説明。
さらに日本消息筋の話として、「日本がフィリピン南西部のパラワン島にある軍事基地のインフラ改造に資金を提供する可能性がある」と指摘し、「パラワン島はフィリピンから南沙諸島に最も近い島だ」と言及した。
(編集翻訳 恩田有紀)