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厚い氷に覆われた土星の衛星「エンケラドス」の奥深くには、岩石質の「海底」があり、地球の海底と同じように割れ目から高温の熱水が噴出している可能性が高いと、東京大や海洋研究開発機構の参加する国際チームが12日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
地球の海底噴出孔からは、地熱で数百度まで温められた水が噴き出す。最も初期の生物が誕生した際、熱水に含まれる硫化水素などを食べて生息していたと考えられる。
エンケラドスの熱水も最低でも90度に達するとみられるという。関根康人東大准教授(惑星科学)は「エンケラドスでも原始的な生物ならば存在が可能かもしれない」と話している。