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【モスクワ時事】ロシア南部チェチェン共和国のカディロフ首長は8日夜、交流サイトで、野党指導者のボリス・ネムツォフ氏暗殺事件で拘束されたチェチェン系軍人のザウル・ダダエフ容疑者が、事件前に内務省部隊を退いていたと明らかにした。
また、カディロフ氏は、チェチェンの中心都市グロズヌイで7日夜に警官による拘束に抵抗して自爆死したベスラン・シャワノフ容疑者も、チェチェン系部隊の兵士だったと公表した。
チェチェン系容疑者の拘束後、プーチン政権に近いカディロフ氏がコメントするのは初めて。暗殺に絡む一連の事件の徹底捜査を求める姿勢をアピールした。