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2015年3月9日、中国メディアは日本人が血液型占いを信じていることは世界的にもよく知られているとし、立命館大学が行った調査で80%以上が血液型占いに肯定的な見方を示したとの結果を伝えた。
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日本社会では血液型は人付き合いや人材選びを判断する材料になり、時として不和の原因になることもある。日本人の38%はA型で、A型は「慎重でまじめな性格」とされることから、企業は血液型がA型の人材を優先することがあったり、お見合いの際に「血液型が合わない」という理由で断られたりするなど、はっきり差別されることもある。
血液型は政治の世界とも無関係ではない。日本メディアによると、福田康夫元首相は「農耕民族のA型」とされ、「何事もなかなか決められない」と評された。「破壊王」の異名を取る小沢一郎氏は「遊牧民族のB型」とされ、「独断、即決、行動的」と評されている。なお、竹下登元首相、野田佳彦元首相、安倍晋三首相もB型。
しかし、こうした「血液型信仰」に冷水をかけるような研究結果が日本の研究者によって明らかにされた。九州大学の研究者が1万人を超える日本人と米国人を対象に調査を行い、血液型と性格の間には直接的な関連性がないことが示された。
記事は「血液型だけで人の性格を判断するのは、まったく公平さを欠いている。本当にA型、B型、O型、AB型の4タイプしかないならば、人を理解するのに時間など不要ではないか」と伝えている。(翻訳・編集/岡田)