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2015年3月16日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレによると、2014年、シンガポール、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムへの外国からの投資額が中国への投資額(1195億6000万ドル)を上回る1280億ドルに達した。同地域への投資額が中国を上回るのは2年連続。
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東南アジアでは、フィリピンへの投資額が最も高い66%の伸びを記録した。タイは軍事政権化により直接投資が減少している。同地域で最も経済規模の大きいインドネシアへの投資は10%の伸びをみせている。
中国での生産コスト上昇により、ベトナムやフィリピン等の生産拠点としての魅力が高まっている。また、市場としての可能性も好意的にみられている。
東南アジア2番目の経済規模を持つフィリピンでは、2016年の総選挙後も同じ経済政策が続くかどうかが注目を集めている。
天然資源の豊富なインドネシアも魅力的な投資先である。昨年10月、インドネシアのウィドド大統領は、資源開発依存を脱却し、産業分野での投資を加速させていくと述べた。だが、インドネシアがタイを抜いて東南アジアナンバーワンの産業国となるには、インフラなどの面でまだまだ改善の余地があるとの指摘がある。(翻訳・編集/岡本悠馬)