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【サンパウロ時事】ブラジルの最大都市サンパウロ近郊で13日夜、爆薬14トンを運搬中の大型トラックが強盗に襲われた。14日、地元紙フォリャ・ジ・サンパウロ(電子版)などが報じた。奪われた爆薬は、サッカー競技場20カ所を破壊できる分量に相当するという。
トラックは南部サンタカタリナ州に向かっていた際、3人組の武装集団に襲われ、奪われた。トラックは14日午後、近くで発見されたが、爆薬は無かった。
サンパウロ州では火薬工場に強盗が押し入るなど、爆薬を狙った犯罪が増加傾向にある。多くは金融機関を専門に狙う犯罪組織が現金自動預払機(ATM)を爆破する際に使用するのが目的とみられている。