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「釣魚島(日本名・尖閣諸島)をめぐる中日の地図合戦、中国は勝つ方法が100通りある」と題した劉江永氏の寄稿記事が9日、中国共産党機関紙・人民日報に掲載された。
自民党議員が先ごろ、1969年に中国で出版された地図で、釣魚島(尖閣諸島)が沖縄県に組み込まれていることを発見したとして、まるで宝物でも探し当てたかのように外務省に報告し、中国側との交渉材料にするよう求めているとした上で、劉氏は「自分はこれに関する古今の地図を100種類以上は見ているが、釣魚島(尖閣諸島)は確かに中国に属している。個別の地図を持ち出してこの事実を変えようとしても不可能だ」と指摘する。
具体的な例として、「1372年~1897年の古代琉球国の地図には釣魚島(尖閣諸島)が組み込まれている地図は1枚もない。1894年の甲午(日清)戦争以前の日本の官製地図でも釣魚島(尖閣諸島)は日本に組み込まれていない。反対に、1785年に林子平が作成した『琉球三省並三十六島之図』と1810年に山田聯が作成した『地球輿地全図』などでは釣魚島(尖閣諸島)ははっきりと中国に組み込まれている」ことを挙げた。
その上で、「日本や諸外国には、ごくわずかだが人為的に改ざんされた地図も確かに存在する。こうした地図の誤りをはっきりと示し、国際社会の誤解を解くべきだ」と訴えた。
(編集翻訳 小豆沢紀子)