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2015年3月9日、環球網は韓国メディアの報道を引用し、韓国では「朴槿恵(パク・クネ)大統領が外遊するとトラブルが起こる」といううわさが広まっていると伝えた。
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韓国・中央日報は9日付の記事で、「マーク・リッパート駐韓米大使の襲撃事件も朴大統領の中東4カ国歴訪中に発生した」と指摘。韓国では「朴大統領の外遊中にはトラブルが起こる」という見方と、「外交成果によって支持率が上がる」という見方があると紹介している。
朴大統領の初の海外訪問は13年5月の訪米でオバマ米大統領と首脳会談を果たしたが、随行した尹昶重(ユン・チャンジュン)前大統領府報道官が在米韓国大使館の女性インターン職員に対するセクハラ疑惑で更迭される事件が発生。同11月のロシア訪問時には当時の検察総長の婚外子報道が流れた。
昨年6月の中央アジア訪問時には韓国の次期首相に指名されていた文昌克(ムン・チャングク)氏が指名辞退を表明。さらに9月にカナダを訪問した際は出国当日に大統領府教育文化首席秘書官が更迭となっている。その翌月のイタリア訪問時には与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表による「改憲論議の本格化」発言が論争を引き起こした。
記事は、朴大統領の外遊にトラブルは付き物と指摘する一方で、外遊後の支持率は上昇していると紹介。今月第1週の支持率は前の週より4ポイント上がり、朴大統領の外交に肯定的な人は11ポイントアップの20%に達した。これは中東訪問が奏功したとみられている。以前の訪米では6ポイント、訪中では9ポイント、欧州訪問では5ポイントそれぞれ支持率が上昇したという結果も出ている。(翻訳・編集/野谷)