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【リガ斎藤義彦】西アフリカ・マリの首都バマコで7日未明、レストランが武装した3人組に襲撃され、欧州連合(EU)が派遣している訓練部隊に所属するベルギー人1人とフランス人など計5人が殺害された。マリでは北部でイスラム過激派が伸長したため2013年にフランスが軍事介入、同年にEUが訓練部隊を派遣している。EUは「テロ」と断定し強く非難した。軍事介入後、マリで欧州を狙ったテロは初めて。
【ISと中東・アフリカ地域の主なイスラム過激派の関連図】
報道によると、外国人に人気のあるレストランを武装した3人が襲撃して銃を乱射。店の前にいたベルギー人などが殺害された。3人組は駆けつけたパトカーに手投げ弾を投げ、警察官が死亡した。
EUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表(外相)は7日、テロと断定し、「テロとの戦いを強化する」と述べた。
マリでは国際テロ組織アルカイダの分派「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ」(AQIM)が12年のクーデターに乗じて勢力を拡大。このため仏軍は地上軍を派遣した。EUは580人態勢で訓練部隊を派遣、マリ国軍の支援にあたっている。