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[ニューヨーク 5日 ロイター] – 米ニューヨークのラガーディア空港で5日、乗客乗員132人を乗せたデルタ航空(DAL.N: 株価, 企業情報, レポート)の機体が着陸の際に滑走路を外れ、フェンスを突き破って止まった。重傷者は出ていない。事故当時、空港は吹雪に見舞われていた。
当局者によると、事故を起こしたのはアトランタ発1086便。乗客127人と乗員5人は全員が無事に機外に避難し、バスで空港ターミナルに移動した。
事故は現地時間午前11時(日本時間6日午前1時)ごろに発生。現地メディアなどが伝えた映像からは、機首がフェンスを突き破り、空港外側の土手から水面をのぞくような格好で止まっている姿を確認できる。
同空港を管理運営するニューヨーク・ニュージャージー港湾管理委員会の責任者パトリック・フォイエ氏は、記者会見で「機体を減速させるため、パイロットはあらゆる手を尽くしたと考える。操縦士と副操縦士の努力は、軽傷者だけで済んだという事実に反映されている」と語った。
同氏は、事故では2人が軽いけがを負ったと報告されているが、負傷者の数は今後変わる可能性があるとしている。乗客の中には、米ナショナルフットボールリーグ(NFL)の地元ジャイアンツに所属するラリー・ドネル選手もいた。
ラガーディア空港の滑走路は事故直後に一時閉鎖された。フォイエ氏は、事故機から若干の燃料漏れが確認されたが、すぐに収拾したとしている。
同空港は事故から約3時間後の午後2時半ごろに離発着を再開。ただ、吹雪はまだ収まっておらず、ニューヨークの空の便には混乱が生じている。
*内容を追加して再送します。
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