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[シドニー 12日 ロイター] – オーストラリア連邦統計局が発表した2月の雇用統計によると、就業者数は前月比1万5600人増加し、失業率は6.3%と前月の6.4%から低下した。
ロイターがまとめた市場予想は、就業者数が1万5000人増、失業率が6.3%だった。
就業者の内訳は、フルタイムが1万0300人増、パートタイムが5300人増。
労働参加率は64.6%。
一部ではこれよりも弱い内容が予想されていたことから、統計発表後、豪ドルは対米ドルAUD=D4で一時上昇した。ただ、失業率の今後の上昇を食い止めるには、より高い就業者数の伸びが必要とみられており、市場では引き続き追加利下げが織り込まれている。
RBCキャピタル・マーケッツのストラテジスト、マイケル・ターナー氏は「失業率はまだ上昇し、追加緩和が行われる見通しだ」と指摘。「今年はあと1回5月に追加利下げがあると予想する。失業率は6.5%に上昇するだろう」との見方を示した。
インターバンク先物市場0#YIB:では4月に25ベーシスポイント(bp)の追加利下げが行われる確率が30%、5月の確率は84%織り込まれている。
2月の雇用統計では就業時間が0.8%増加するなど労働需要の高まりを示す好材料も見られた。
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