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生まれたばかりのワオキツネザルの赤ちゃんが、わんぱーくこうちアニマルランド(高知市桟橋通)で一般公開され、愛らしい姿が来園者の人気を集めている。
飼育員が14日朝、母ザルのワッキー(5歳)のおなかにつかまっているのを見つけた。父レノ(17歳)、昨年生まれた姉サニー(1歳)が家族だ。
ワオキツネザルはアフリカ・マダガスカルに生息し、長い白黒のしっぽが特徴。同園によると赤ちゃんの体重は約70グラム、全長約20センチ。生まれて1か月ほどは母ザルにくっついて過ごし、性別はまだ分からないという。
姉のサニーは、赤ちゃんに近寄ったり毛繕いをしたりして興味津々の様子。ワッキーに抱かれてきょろきょろと周囲を見渡す赤ちゃんに、訪れた人たちは夢中でカメラのシャッターを切っていた。
家族で来園していた高知市立秦小1年の西尾千穂さん(7)は「まだちっちゃくて、お母さんにぎゅっとくっついてて、かわいい。暖かくなったから元気に動き回っているのかな」と歓声を上げていた。
同園では2月からオオイタサンショウウオやインドホシガメ、モルモットなどが相次いで生まれ、赤ちゃんを見ることができる。4月5日まで「わんぱーくこうちまつり」が開かれ、園内は赤や黄のチューリップ約1万本に彩られている。
入園無料。午前9時~午後5時(水曜休園だが、まつり期間中の25日と4月1日は特別開園)。問い合わせは同園(088・832・0189)。