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道のタンチョウ越冬分布調査によると、2014年1月には道内で計1159羽を確認。日高地方では13年1月の調査でつがいとみられる2羽が、14年1月には親子とみられる3羽がそれぞれ確認された。十勝地方でも13年1月に19羽、14年1月に39羽が確認されており、営巣地が釧路地方から西へ広がっている。
日高地方で越冬中の3羽のうち2羽は成鳥のつがいで、もう1羽は昨年生まれた若鳥とみられる。日高地方は積雪が少なく、川も全面結氷せず、3羽は河原などで餌をついばんでいる。
タンチョウの生態に詳しい正富宏之・専修大北海道短大名誉教授は「成鳥は毎年確認されている同じつがいの可能性が高い。営巣適地の密度が高くなった道東から、新しい場所に移動し、とどまっていることの表れだ」としている。