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国の基準を満たさない東洋ゴム工業製の免震ゴムが県立志摩病院(志摩市)などに使われていた問題で、同社の川田道弘・執行役員らが19日、津市の県分庁舎を訪れ、県の担当者らに「多大なご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げたい」と謝罪した。
県建築開発課の古川万課長は川田執行役員らに、「あってはならないことで、強い憤りを感じている」と強い口調で伝えた。川田執行役員は「建物の安全性を検証し、必要があれば交換などをしていきたい」と述べた上で、交換には1年程度かかるとの見通しも示した。
県内の公共施設では、同病院と鳥羽警察署(鳥羽市)、県伊勢庁舎(伊勢市)の計3施設で基準に満たない製品が使われたことが判明しており、同社のこの日の説明によると、3施設では揺れを吸収する力に関する値が、基準よりも最大約30%低いという。