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奈良市の東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)で13日未明、行に籠もる練行衆(れんぎょうしゅう)が本尊の十一面観音菩薩(ぼさつ)像に供える香水(こうずい)を境内の「若狭井」からくみ上げる「水取り」があった。
修二会が「お水取り」と呼ばれるきっかけになった儀式。午前1時40分頃、童子が持つ松明(たいまつ)の明かりに導かれ、練行衆6人が、おけを持った補佐役と石段を下り、井戸のある「閼伽井屋(あかいや)」へ。香水をくみ上げては、3往復して二月堂に運んだ。氷点下の厳しい冷え込みの中、多くの参拝者が厳粛な儀式を見守った。