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意匠をこらした屋台などが巡行する「神幸(みゆき)行列」で知られる聖(ひじり)神社(鳥取市行徳)で15日夜、57年ぶりに行われた保存修理事業が完了し、ご神体を仮殿から新しい本殿に移す「出御(しゅつぎょ)」などの遷宮行事があった。多くの市民が訪れ、行事を見守った。
同神社によると、創始は明らかでないが、県保護文化財に指定されている本殿は江戸時代初期に再建されたものという。1958年にも修理が行われたが、近年、風雪などによる腐食や建物のゆがみがあったため、2012年に修理事業に着手した。
厳かな雰囲気の中、ご神体が本殿に戻された後、獅子舞や剣の舞などが奉納された。松田直也宮司(58)は「地域の皆さんからのご協力のおかげでできた。歴史ある神社を将来世代に引き継いでいきたい」と話していた。