接点のない相手を好きになったという場合、相手に自分の存在をアピールすることがだいじです。相手にしてみれば、これまでまったく接したことのない人から、突然告白されても驚いてしまうだけですからね。「この子、俺のこと好きなのかも!?」と思わせてみましょう。すると、彼はあなたと会うのが楽しみになり、あなたからの告白を待つようになります。そのまま妄想が進めば、「あなたと付き合う幸せな俺」、という姿が浮かんでいるでしょう。相手の恋愛準備が整ったところで恋をスタートさせれば、成就率は格段に上がります！　うまく駆け引きすれば、相手から「付き合って」と言わせることもできるかもしれません。
　
　

とにかく目を合わせる。これが一番！

　相手がふとこっちを向いたときは、すかさず目を合わせるようにしましょう。長時間見つめる必要はありません。事あるごとに目を合わせてはそらすのです。相手に「よく目が合うな」と思わせることがだいじ。「もしかして俺のことが好きなのかも？」と思わせることができます！　視線というのは少々遠くにいても、気づかせることができる道具。どんどん相手の姿を目で追いかけて、向こうのテンションを高めましょう。
　
　

距離を縮める

　話ができる間柄なら、話す時に、いつもより数センチ近寄りましょう。隣同士に座る場面でも、少しだけいつもより相手に寄って座ります。ただベッタリくっつくのは、安売りと同じなので禁物！　あくまでも「ちょっと近い」という距離感をキープしてください。電車の中でただ並んで立っている時間でも、距離が近いと相手は意識をし始めるでしょう。宴席でもコーヒーを入れてあげる時でも、不自然にならない程度に近寄るのがベターです。
　
　

スキンシップを増やす、またはわずかに長くする

　ベタベタ触れるのはNG！　あなたが誰にでもそういうことをする人だと思われてしまい、印象を悪くします。でも触られると、ドキッとするのは男性も女性も同じですよね。ちょっと触れちゃったとか、偶然を装ったスキンシップなら、これは逆にドキドキを誘発させてみて。
　例えば、彼が落とし物をした時はチャンスです。一緒に拾ってあげるだけで好感度が上がり、さらにそこで思わず手が重なってしまう……。あなたと離れてからも、しばらくドキドキが止まらないでしょう。
　また、何かを渡す時もチャンスになります。最近はコンビニエンスストアの店員さんが、いい実例です。お釣りを渡す時、しっかり手に握らせてくれる時もありますよね。…お釣り用トレイにお金を置かれるのと、手のひらにしっかり乗せてくれるのとでは、ちょっと印象が違いますよね？　この感覚を覚えて実行しましょう。ペンを貸してと言われて渡す時でも、しっかり手のひらに乗せる。または、ほんの0.1秒だけでも手を長く触れさせておく。これはかなり有効です。
　
　

SNSを大活用

　顔を合わせることができない時間でも、アピールできる絶好の方法があります。好きな相手とSNSでつながっているなら、これはチャンス。相手の発言に「いいね」ができるなら、してあげるのです。これは相手が発言するたび、書き込むたびに「いいね」するようにしましょう。相手は、「この子は、いつもイイネしてくれるな」ということに気づくでしょう。それが「俺のこと好きかも!?」心を刺激するのです。イイネができないSNSの場合でも、「あ、その話、この間つぶやいてましたよね？」とか、「○○サイトで書き込みしていましたよね？」と告げてみましょう。「見てくれている」ということがうれしくなり、相手もあなたの動向を見るようになるでしょう。
　
　あなたの置かれている状況にもよりますが、これらを複合技として使えれば、ますます彼に自分の存在をアピールすることができます。何度か目を合わせつつ、ネットではイイネし続ける。そうすることで、相手と言葉を交わさなくても、あなたを近い存在に感じてくるでしょう。または「近づきたい！」という気持ちを、起こさせることができますよ。うまく活用して、恋愛を有利に、そして手堅く進めましょう！
　（鈴木ナナ）