不倫をする男は本気ではないのか？「本気で好き」は嘘なのか？私は、不倫はリスクを伴う本気の遊びだと考える。「不倫はよくない」と言う一般論に反し、とにかく不倫を正当化し、語りつくす記事である。

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■浮気か？本気か？

「私と奥さんとどっちが好き」よくドラマで聞くセリフだが実に面倒くさいセリフである。実際不倫していて、この言葉をかけられたら「奥さんの方が大切だよ」と言えるわけがない。本気ならば妻と別れて不倫相手と結婚すればよい。それなのになぜ、あえて不倫をするのか？それは人がずるい生き物だからだ。目の前の若い女性は失いたくない。そう、その点において「本気」なのである。しかし妻のことも愛していて家庭を失いたくない、これも「本気」だ。二兎を追う者は一兎をも得ずということわざがあるが、二兎を追い二兎を得てこそ不倫なのである。

■「本気で好き」この言葉は嘘なのか？

やはり家庭が大事、これが一番だろう。不倫がばれそうになる、もしくはばれた時、男は誰に謝るのか？それは妻であって不倫相手ではない。あくまで遊びなのだ。特に子供の笑顔がよぎれば多少なりとも罪悪感にかられるだろう。この罪悪感こそ、心のベースが家庭にある一番の証拠なのである。「本気で好き」「本気の恋だよ」その言葉に嘘偽りは一切ない。あくまで心のベースがそこにないだけであってその瞬間は「本気」なのだ。「本気」の遊びなのだ。大事な家族、その家庭が崩壊するというリスクを負ってまで不倫相手と一緒にいたい「本気」の遊びなのだ。

■不倫の結末

本気の遊び、不倫、その結末は。これは人によるようだ。一発レッド、一気に気持ちが冷めて、離婚に至るケースもあれば、謝ったし反省しているから許す（むしろ戻ってきてくれて安心している）というケースもあるようだ。離婚に至ったケースでも、その後不倫相手と結婚するということがほとんどないのもまた滑稽である。本気の遊びなど所詮、そんなものであろう。