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あなたは自分の愛する夫が浮気したところを想像できますか?
「あら、ウチの夫なら大丈夫。昔から真面目人間だし、女遊びなんて考えられないわ」と呑気に構えているそこのあなた。夫がどんなに堅物であっても油断は決してできませんよ。
カウンセラー行政書士・武田晃一氏の著書『夫の恋を許せますか?』によれば、浮気相談で、夫が生粋の遊び人であるケースは意外と少なく、「まさかこの人が!?」と思うような男性が浮気に走ってしまうことが驚くほど多いそうなのです。
では、遊び人でない夫が道を踏み外すのは、一体どのようなタイミングなのか? 同書をもとに4つのパターンを、【前編】【後編】2回にわたって紹介します。
■1:リストラ・失業・職場でのトラブルがきっかけ
本来、リストラや失業に遭って大変な状況だと、女にウツツを抜かしている場合ではないように思えますが、仕事での挫折を経験した男性が浮気に走ってしまうケースは少なくありません。
「一般的に、男性は仕事と家庭での居場所がバランスよく確保されている場合が、もっとも居心地がいいと感じるようです。
また、仕事上で評価されると、自分自身の評価も高まり、反対に仕事で失敗すると自信を喪失してしまう傾向にあります。
そんな男性が、心のよりどころである仕事や家庭で居場所をなくしてしまったらどうなってしまうのか。そのとき彼は、居場所を妻や彼女以外の女性に求めるのです」
男性が仕事の挫折で感じるストレスは、女性の想像をはるかに超えるものがあります。この点に関しては、男性は非常に繊細。仕事がうまくいかなくて逆境にあるときこそ、妻は夫に寄り添う必要があるのです。
特にリスキーなのは、夫の失業などを機に、妻がパートに出たり残業を増やしたりして家を空けることが多くなるケース。妻にしてみれば、「夫がピンチだから自分が少しでも稼がなきゃ!」という思いから、そうした行動に出るのでしょう。
しかし、夫はそうした妻の頑張りに対してありがたく、申し訳なく思う一方、自分が辛いときに妻がそばにいてくれないことを寂しく、虚しく感じてしまうのです。
さらに、妻が仕事に夢中になるあまり家事を手抜きするようになると、夫はますます自分が大事にされていないように感じて自尊心が傷つきます。
そうなると、どんなに真面目な男性でも、仕事や家庭で失われた自分の評価を取り戻すべく、浮気に逃げる可能性が高まってしまうのです。
なので、夫が仕事で挫折した際に、妻がやるべきことは“自分が夫のかわりに頑張る”ことではありません。
もちろん、収入面での心配はあるでしょうが、なるべく家にいて、いつでも夫の悩みや愚痴を聞ける体制を作っておくことのほうが、長い目で見れば得策といえるでしょう。
■2:心の安らぎを求めて浮気をするパターン
上で挙げたような大きな挫折に限らず、仕事上の様々な問題、健康上や金銭面でのトラブルなど、何か悩みやストレスを抱えている場合、相談相手・愚痴の聞き役になるのは本来、妻の役割。
ところが、妻には全く悩みなどを打ち明けず、浮気相手でなければ自分の弱みを見せられないという人もいます。生真面目で責任感が強い男性に多いパターンです。
「このタイプの男性には、“~ねばならない”という思い込みが強くあります。
(中略)
“よき夫・父親、強い男であらねばならない”という思いが強く、また妻や彼女もそう望んでいるはずだと考えます。
(中略)
仕事でのミス、病気や事故などの大きなストレスとなる出来事が、浮気のきっかけになることもあります。“妻や彼女が望む責任を果たせていない”とひどく落ち込み、ほかに安らぎを求めてしまうのです」
妻にしてみれば、「どうして私に話してくれないの? 浮気相手のほうが信頼できるってわけ!?」とひどく傷つきますよね。
しかし、このタイプの夫が浮気するのは、あなたを愛していないからとか、浮気相手のほうを尊重しているからではありません。
むしろ、あなたを愛しているからこそ、弱い自分を見せて失望されたくない。一方、どうでもいい軽い存在の浮気相手だからこそ、ストレスのはけ口にできるのです。
自分にも他人にも厳しく、妻に完璧な家事を求めたり、子どものしつけにもうるさかったりする男性は、浮気には縁遠いようで実は要注意。
このタイプの男性の浮気を封じるためには、彼を“~ねばならない”という思い込みから解放する必要があります。
まず、夫の要求通り、妻が完璧な家事を遂行したところで問題は解決しません。夫は「自分も完璧な夫であらねばならない」とプレッシャーを感じて、ますます妻に対して心を閉ざし、ストレス発散は家庭の外で……ということになってしまいます。
家事は少々手抜きしてもいいです。むしろ、家事の時間は多少は犠牲にしてでも、夫と一緒に家でお酒を飲んだり、遊びに行ったりする機会を大事にするべきでしょう。
また、夫のミスを発見した際、決してがっかりした態度を見せないで。逆に、「そんなあなたも愛おしい」と夫のダメな点も認めてあげると、夫の頑なな心を少しずつでも解きほぐす効果が期待できます。
遊び人でない男性が浮気に走るパターンをまずは2つお届けしましたが、いかがでしたか? あなたの夫に当てはまって、ちょっとドキッとしたかたもいるかもしれませんね。
次回は、残りの2パターンを紹介します。