彼に嫌われないかと不安になり、様々な事に最初は気を遣うのです。しかし次第に女としての武器も活用し、やがては彼が自分にぞっこんになるという展開に持って行く事も可能でしょう。

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■嫌われない為に気を付ける事

私は大好きな彼と付き合う事になってから、とにかく嫌われたくないという思いが強くなりました。色々な事に気を遣いました。トイレでは尿の音が彼に聞こえない様に、辛いけれど尿を小出しにして音を減らしました。また鼻水をかむなんて事はもちろんしませんし、おならをするなんてあり得ません。夜寝る時は、私のいびきや歯ぎしりで彼が幻滅するかもしれないので、彼が完全に寝静まる頃まで頑張って起きていました。

そして彼に会う直前には必ず脇の匂いと汗染みのチェックをします。食事では、いつもよりかなり少ない量しか食べませんでした。大食いと思われる事が嫌だったのです。また忘れがちな、口周りのヒゲが生えていないかも確認していました。何だかどうでも良さそうな事までが、私に取っては命取りとなってしまいそうな気がしたのです。

■話がつまらなくても我慢

念願の彼と付き合ってみると、最初はぎこちない雰囲気もあります。会話をしていても沈黙が続いたりする事も良くある話です。しかし予想外にも、彼の話がつまらないという事態もあるのです。こんな時は、彼が一生懸命話をしてくれているのだから、きちんと聞いてリアクションをし、適切な返答をしようと思うのですが、心のどこかでつまんないな。飽きた、早く終わらないかなと思っている自分もいるのです。

しかしそんな態度は絶対に取れません。少し大げさに話を聞き、その場を我慢して何度か乗り切りました。彼は自分の話が上手いだろうと、いかにも満足げでしたが、私の努力あっての自己満足に浸っていました。しかしこの努力こそが、俺の事を理解してくれる相性の良い彼女だという展開へと繋がるのです。

■女の武器は活用すべし

男というのは口では色々言っていても、結局はか弱い女らしい子がタイプなのです。そこでワザと可愛らしい自分を演出する事も無げ時には大切なのです。別に悲しくもないけど、何だかテレビを見ていたら悲しくて涙が出てきたとか、涙を大いに武器として使うのです。急に涙を浮かべている彼女は、男からするとキュンとする高いポイントです。そんな小芝居によって、彼を自分の虜にしておけば、その後は形勢逆転もあり得るでしょう。彼が自分に夢中になります。