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恋人も実はうんざり? 白黒ハッキリ「オセロ気質」タイプの恋の注意点

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恋人も実はうんざり? 白黒ハッキリ「オセロ気質」タイプの恋の注意点

恋人も実はうんざり? 白黒ハッキリ「オセロ気質」タイプの恋の注意点

 

 「ねえちょっと、私のことどう思ってるワケ?  好きなの嫌いなの何なの?  どっちかハッキリしなさーーいっ!! 」

 白黒ハッキリつけないとイライラする、まるでオセロのような気質のそこのアナタ。気づけば彼から距離を置かれてしまっていないでしょうか? 

■相手に変な「圧」をかけないで! 

 物事、白黒ハッキリさせないと気がすまない!  というと、まるで人生でオセロをしているみたいですよね。そこでこの記事では、何でも白黒ハッキリつけたがって曖昧なことが許せない性格(ちょっと長いですよね)のことを、「オセロ気質」と呼ぶことにします。

 さて、その「オセロ気質」の人には、困った癖があります。話し方が、お世辞にもロマンティックとは言いがたいのです。

 相手に「AかB、どっちにする? 」と二択で聞くことが多いです。しかも、「選択肢は用意したんだから、ちゃーーーんと答えてほしい! 」という期待をこめて、グググググッと変な「圧」をかけて迫ってしまいます。

 その「圧」を感じた 相手は驚いて、それほど優柔不断でないのにうまく答えられなくなったり、思ったことを話してくれなくなったりします。

 たとえば、恋人同士で食事に行こうという時、こんな会話になることがあります。

 彼女「ねえ、イタリアンとフレンチ、どっちにする~? 」(即答を期待してググッと圧をかける)
彼氏「…どっちでもいいよ」(いつの間にか二者択一になっていることにビックリして、とっさに答えられない)
彼女「何よ、ハッキリして!  そのくらいのこと、2秒もあれば答えられるでしょ!! 」(時間制限でグイグイッと圧をかける)
彼氏「(内心、怯える)……じゃあ、フレンチ! 」

 「じゃあ、」という辺りにアヤシさが漂っていますよね。そう、この彼は変な圧から逃れたいがために、場当たり的な答えを口にしているに過ぎないのです。

 もう1秒待てば、彼の心の中にふと「イタリアンの店で、熱々のピッツァを」というイメージが浮かぶかもしれません。そういう時、リラックスして会話を楽しめる仲なら、「あ、ごめん。やっぱりイタリアンにしよう」と一言言うだけで、デートプランの変更は簡単です。

 ところが、オセロ気質さんとつきあっている彼は、希望を共有する気持ちになれないんですよね。何だかとってもシッカリ、キッチリと全力で物事を決めていそうなオセロ気質の人といると、前言を撤回しづらくなってしまうのです。

 聞く側がグイグイ力 むと、相手の思考を 制限したり発言の自由を奪ったりする可能性がある、ってこと!  また、「問いただす」ことで人間関係を難しくしてしまいます。

■カギは「経験からの自覚」! 

 では、この「相手に圧をかける癖」は、どうしたら直るのでしょうか? 

 知り合いのセラピストは、「おかしな癖は、制止するよりもただ確認するだけのほうが、直りが早いこともあるよ」と言います。

 なぜなら、「今すぐやめようとしても無理があるだろうし。それより、自分でその変な癖を十分に知って、いつどこで相手を締めつけているのかを感じ取らないと。もう繰り返したくない!  と本気で思うことが重要だから」とのこと。

 初期段階では、

 「今の言い方だと、相手に圧をかけたな」
「あ、また、圧をかけち ゃった」
「これも圧だな」
「ああ、圧だわ」
「うわ、圧だよ圧っ」
「圧だー! 」

 と、確かめるだけでいい、というのです。

 驚くほど単純な方法に思えますよね。でも、大好きな人をたびたび脅しながら話している!?  という疑惑を本当に認めるのは、相当メンタルをヤられるらしいですよ。

 「私、そんなに毎回凄みをきかせて話しているのね……」(…ううっ)

 この悲しい自覚が、コトバの選び方をだんだん優しいものへと変化させていく原動力になるそうです。自覚、大事です! 

■考えがハッキリしていることは◎

 「いいの?  悪いの? 」「行くの?  行かないの? 」「好きなの?  嫌いなの? 」
こんな風にグイッ! グイッ!  と相手に決断を迫ってしまうオセロ気質が、恋愛中にちょっと損することが多いのは事実です。ただ、話し方をほんの少し変えてみるだけで、オセロ気質の女性は格段にステキに輝き出すことでしょう! 

 日本人同士のコミュニケーションって、お互いに余計な気を遣いすぎたせいでもつれるケースが多いですよね。衝突を恐れて本音を包み隠し合った結果、逆に人間関係をこじらせてしまうという……。また、相手に合わせすぎて、その時々で発言が日和ってしまうのも困りモノ。
そんな中で、遠慮しすぎず自分の見解をビシッと定められるオセロ気質さんは、とてもまぶしい存在です。

 他人からどう思われるかを過度に意識せず、「自分はこう」というスタンスを正々堂々と表明できるのは、純粋にステキなこと。YESかNOか、特にNOをしっ かり伝えられるのは、イイ女の条件なのです。

 「あれ?  NOはハッキリ伝えていいの?  男性って、自分のすべてを受け入れてもらいたいと思っているんじゃない? ! 」と思ったかた。それも決して間違ってはいません。相手の言うことを優先して、自分の考えや感情は後回しにするタイプの女性も、結構モテます。
ただ、そういう人のもとには、女を都合よく利用したがっている男性が集まりやすいのです。あまり歓迎できない事態ですよね……。

 その点、オセロ気質さんは異性から「軽く見られない」「一目置かれる」ところがあるのです。

 会話の運び方については、やはり注意する必要がありそうです。「NO」「イヤ」「ダメ」「いいえ」のような否定的なワードをストレートにぶつけると、相手を傷つけてしまう時があります。悪気の有無を問わず、相手の人格を否定していると受け取られそうな発言は避けたいところです。

 そのためには、「あなたの言い分はダメ」という責めのニュアンスではなく、「私としてはNO」「私だったらイヤだな」という、自分発信の方向性を意識しながらコミュニケートしてみましょう。否定の衝撃を抑えることができますよ。

 考え方の芯がしっかりしていることはOK。伝え方については和らげる工夫をする。この2点に注意していれば、オセロ気質さんは「軸がブレない、カッコイイ女性」として愛されるはずです。ぜひ、心がけてみてくださいね。

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