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デートって、どこに行けばいいんだろう?
それは、昔から男性がアタマを抱える大きな問題であります。しかし、私が思うに、夏になるとデートの行き先の選択肢はとてもふえるのではないかしら。花火大会、海、山、バーベキュー、キャンプ、プール、ふだんとは違う彼女のゆかた姿や水着姿を見ることもでき、とても楽しそうです。
今回は、夏のデートを成功させる秘訣について考えていくことにします。
Cくんは、某自動車メーカーで働く31才。最近、会社の同期の親切な女の子に、友だちのTちゃん(病院勤務、30才)を紹介してもらいました。何度か会社帰りに待ち合わせをして飲みにいき、これは付き合っているといってもいい状態かな、とウキウキしながら考えていると、Tちゃんがトートツに、
「そういえば、夏休みって取れるの?」
と聞いてくるではありませんか。
「うん、フツウにお盆の時期が休み」
と答えると、Tちゃんも、
「私も、お盆のときは休みなの」
というのです。恋愛反射神経の鈍っていたCくん、あやうく、「へえー、そうなんだ」と聞き流してしまうところでしたが、ふと、
(もしかしたら、夏休みをいっしょに過ごそう? と暗にいってくれているのか?)
と気づきました。
勇気を出して、
「じゃあ、いっしょに旅行でもしようか?」
といってみると、Tちゃんは一瞬ビックリしたような顔をしました。そして、
「……うん、いいけど。でも、今からどこか予約が取れるかな? それに、どこも混んでると思うよ」
とためらいがちにいうのでした。Cくんは、ぐるぐると考えました。
(これは、旅行なんて行けないということなのか? それとも「行きたいけど、混んでるところはいや」と、むずかしい注文をされているのだろうか?)
Cくんの心の悩みに気付いてくれたのか、Tちゃんはフォローするように、
「でも、どこか行きたいね?」
といってくれたのです。Cくんは、
「それじゃ、行きたいところがあったら教えて。オレも考えてみるから、夏休みは予定をあけといて」
といって、夏休みの約束を取り付けたのでした。
さて、そうはいっても、いったいどこへ出かければいいのか見当がつきません。混んでいるのはイヤ……ということは、渋滞や満員電車はダメだろうし。でも、自分的には日帰りではなく、できれば小旅行をしたいし。
そこで、同期の友人、もともとTちゃんを紹介してくれた女の子に相談をしてみると、
「あたしたち去年は、都内のホテルに泊まってプールに入ってエステしたんだよね。お盆中は都内ってすいてるしいいね、とかいって。あっ、そういえばTはこの間、アウトレットモールに行きたいっていってたな。軽井沢とか、御殿場とか?」
と、Cくんにはよくわからない世界の話が出てきました。
Cくんとしては、小旅行をするなら、山に出かけて行って昆虫採集をしたいところですが、ここはひとまず彼女の好みにあわせたほうがいいような気がします。
「河口湖方面はどうかな? 途中で御殿場のアウトレットに寄れるし、温泉もあるし」と誘うと、Tちゃんは大ヨロコビ。
「ホントに? あたしアウトレットでイロイロ買い物とかしたかったの。でも、場所が場所だからなかなか行けないでしょ。私、運転もできないし。すごくうれしい」
というわけで、彼女のご機嫌をそこねることなく、旅行ができることになりました。自分としては、アウトレットで買い物なんてよくわからないのですが、とにかく女友だちにアドバイスを求めておいてよかった……としみじみ思ったCくんなのでした。
海、山、アウトドアが大好きな子もいれば、日焼けが、暑いのが、汗をかくのがイヤという女の子もいます。夏のデートというと、ついつい、「海? 山?」と考えてしまいがちですが、女の子それぞれ好みがありますので、そのあたりをきちんと彼女に聞いてみることが大切です。
ただ、ほとんどの女の子はやさしいですから、男性が、「ここはどう?」と聞いてきたら「イヤ」とはいわないものです。本当は、プールなんか行きたくないのに、「プールは?」という聞き方をされたら「いいね」といってしまう。それが女の子のやさしさです(そのかわり、後でものすごく仲良くなってから「あたしはあのとき、ガマンしてた」と文句をいったりします)。
ですから、「××はどう?」という聞き方よりも「どこへ行きたい? ○○? ××? △△?」と選択肢を挙げながら、彼女の本心をさぐっていくのがベスト。また、デートの基本中の基本として、高いヒールのミュールやパンプスをはいてきた彼女を長時間歩かせないこと。薄いワンピースで肌を露出している彼女を長時間クーラーにあてないこと。暑い時期こそ、水分補給、糖分補給を忘れないこと。
これらに気をつけるだけでも、女の子の機嫌は格段にアップしますので、よーく注意してあげてほしいものです。では、ステキな夏デートを楽しんでくださいませ。
酒井冬雪です。Jリーグの日程が厳しくて、観る方もタイヘンです。暑いのが苦手で、運動神経に恵まれなかった私としては、試合をする選手を見ているだけで涙、涙。若いころ、体育会系男子ばかりを好きになって苦労したのに、今もあまりそこからかわっていない気が……。人間って一生ないものねだりをして生きていくのかしら、とつくづく思う今日この頃です。では、またね。