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外務省は邦人人質事件を受けた安全強化策として、来週にも運用を始める携帯電話のショートメッセージによる安否確認システムについて、旅行や出張の短期渡航者にも対象を広げる方針を固めた。留学生を送り出す学校や、出張者を派遣する企業側も現地の治安情報を共有できるようにする。政府関係者が10日、明らかにした。
当初は3カ月以上の長期滞在者への運用を想定していたが、より情報不足に陥りやすい短期渡航者らも対象に加えテロ対策に万全を期す。
短期渡航者は、外務省が運営するサイト「たびレジ」に携帯電話の番号を登録する。表記は全てローマ字になるという。
【共同通信】