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安倍晋三首相は17日の参院予算委員会で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設をめぐり、整備する岸壁への強襲揚陸艦の接岸は想定していないとの見解を示した。「(岸壁の整備は)強襲揚陸艦の運用を前提とするものでは全くない。運搬船が係留できるようにするためだ。米軍とも共通認識がある」と説明した。
辺野古沿岸部に沖縄防衛局が投入した大型コンクリート製ブロックが、サンゴ礁を傷つけた問題については「サンゴ礁を適切な場所に移植するなど、最大限の環境保全措置を講じる。最適の方法によって作業を進めていく考えだ」と訴えた。