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北陸新幹線長野~金沢間開業にともない、14日から新潟県上越市の新駅・上越妙高駅が営業開始される。あわせて在来線の駅も、現在のJR信越本線脇野田駅からえちごトキめき鉄道上越妙高駅に変更される。
開業直前の上越妙高駅東口(写真左)・西口(同右)
北陸新幹線の上越妙高駅は、旧脇野田駅の西側で整備が進められた。昨年10月には、脇野田駅が旧駅より120m西側へ移設され、新幹線の駅と一体化した橋上駅舎に。駅の東西を結ぶ自由通路も暫定的に供用開始された。3月14日から北陸新幹線とえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインの接続駅として、本格的に営業開始する。
同駅では東口・西口が設置され、東口は「もてなしドーム」と呼ばれる昇降施設が特徴の外観に。ドームにガラスブロックを用い、昼間は雪の結晶、夜間は灯篭や行燈を思わせる「記憶に残る駅」を演出するという。東口・西口は自由通路で結ばれ、西口の「光のテラス」からは雄大な妙高連山の風景を眺められる。
新幹線の改札口付近には、みどりの窓口・びゅうプラザをはじめ、コンビニ「NewDays」や観光案内所を併設した「SAKURAプラザ」などを設置。改札内コンコースでは、天井を中心に県産木材をふんだんに使用し、待合室に根曲り杉を活用した木製ベンチも設置される。ガラス窓や柱面に桜吹雪をプリントするなど、温かみのある空間にするという。
新幹線高架下には駅レンタカー上越妙高事務所と、39台収容可能な駐車場を開設。東口・西口ともに駅前広場も整備される。なお、駅東側に関しては新幹線開業後、旧脇野田駅の東側まで本格的な整備に着手する予定とされ、北陸新幹線開業を前に旧脇野田駅のホーム・線路の撤去も進められている様子だった。
上越妙高駅の開業に合わせ、3月14・15日に駅自由通路および駅周辺にて、新幹線まちづくり推進上越広域連携会議主催のイベントも開催されるとのことだ。
旧脇野田駅付近の線路跡