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前半38分、山形MF伊東(左)がJ1復帰後初得点となる先制ゴールを決めた
後半19分、右足を振り抜き決勝点を決めた山形FW中島(右)
◆ナビスコ杯 ▽予選リーグ第1節B組 山形3―1清水(18日・NDソフトスタジアム)
J1モンテディオ山形は予選リーグB組初戦で清水に3―1と快勝した。前半38分にMF伊東俊(27)がJ1復帰後初となるゴールで先制。後半7分に失点したが、同19分に途中出場のFW中島裕希(30)が勝ち越し弾を決め、今季初のホーム戦を飾った。同組のJ1ベガルタ仙台もホームで横浜Mに1―0の勝利。前半26分にFWウイルソン(29)が先制点を決め、昨季まで横浜Mに在籍したGK六反勇治(27)がPKを止めるなど好セーブ連発、完封勝利に貢献した。
J1復帰後初のゴールも冷静だった。0―0の前半38分。MF伊東が、右サイドでMFキムからのスルーパスを受けると、素早いドリブルで相手DFを【ジャンプ】42歳9か月の葛西、2位で最年長表彰台振り切った。「あまり余裕がなかったので打つだけだった」と右足を振り抜き、ゴール中央へチームのJ1復帰第1号。ゴール後は笑顔も派手なポーズもなく、「リーグ戦でも決めないと」と控え目に記念弾を振り返った。
けが人続出の危機的状況に、光がさした。現在チームはDF渡辺、山田、宇佐美、MFロメロと主力級の選手が戦線離脱中。石崎信弘監督は「リーグに出ていない選手を使う。早く戦力になってもらわんと」と伊東ら控え組を起用し、その中で結果を出した。
後半7分に一度は追いつかれたが、同17分に途中出場したFW中島がその2分後に相手DFの裏に抜けて勝ち越し弾。勢いに乗ったチームは同27分にもオウンゴールを誘い、ゲームを決めた。リーグ戦は開幕から無得点で連敗中。ナビスコ杯でチーム初勝利に導いた伊東は「J1で通用することは分かった。次はリーグ戦で結果を出したい」。22日のホーム川崎戦(NDスタ、午後7時開始)の勝利につなげる。(武田 泉)
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