[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
3月13日の出発を最後に定期運行を終えるJRの寝台特急「北斗星」(上野―札幌)の最終列車の切符が13日、全国の主要駅などで一斉に発売され、午前10時の受け付け開始と同時に上下線の442人分が完売した。
JR東京駅でも、ファンらが窓口に並んだ。午前4時半頃から待ったが、切符を買えなかった東京都足立区の運送会社経営の男性(48)は、「家族らと20回近く乗った思い出の詰まった列車。キャンセルを待つなどし、何とか乗りたい」と諦めきれない様子だった。
1988年に誕生した北斗星は、豪華な客車や、フランス料理などを楽しめる食堂車が人気を集め、1日に上下線で各3本が運行された時期もあった。最近は利用者が減り、運行本数は1日各1本に。ピーク時に8割を超えていた乗車率も、6割程度に落ち込んだ。ただ、昨年12月に定期運行廃止が発表された後は、平日でも満席の状態だった。