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南極に生息するコウテイペンギンやアデリーペンギンは、5種類の基本的な味覚のうち、甘味と苦味、うま味が分からない可能性が高いと、米ミシガン大などの研究チームが18日までに米科学誌カレント・バイオロジー電子版に発表した。
舌で味覚センサーの役割を果たす受容体たんぱく質の遺伝子を調べた結果、機能を喪失したと推定した。残る味覚は塩味と酸味だけとなる。
これまでの全遺伝情報(ゲノム)解読で、多くの鳥類が甘味の受容体遺伝子を失ったと考えられている。ペンギンの祖先は恐竜絶滅後の6000万年前ごろに出現し、その後コウテイとアデリーの種が分かれた約2300万年前までに、苦味やうま味の受容体遺伝子も働かなくなったとみられる。