東京都国立市のさくら通り改修事業で桜やイチョウの伐採作業が一部市民の反対で中断している問題で、市は１９日、剪定（せんてい）や伐採の数を減らすなど一部作業を見直す方針を明らかにした。

　　佐藤一夫市長が同日の新年度当初予算案発表で「樹木を切ることにやや配慮が足りなかった」と述べた。安全確保のために改修を望む声もあるとして「剪定や植え替えを限りなく少なくしながら計画を進める努力をしている」などと語った。予算案で同事業に２億６１３０万円を計上した。