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朝日新聞社は23日、社外の声を報道に反映させる「パブリックエディター」制度を4月1日付で新設すると発表した。一連の誤報問題を受けた改革策の一環で、エディターには新潮社の季刊誌「考える人」編集長の河野通和さんら社内外の4人が就任する。
ほかに就任するのは、元TBSアナウンサーでタレントの小島慶子さん、元NHKキャスターの高島肇久さん、朝日新聞社の中村史郎前広告局長。4人は社外から寄せられた声を集めて報道内容を点検し、必要があれば編集部門に見解を述べたり、説明や改善を求めたりする。
同社はパブリックエディターについて、「さまざまな声を編集部門に伝える『橋渡し』の役割を務め、報道の改善につなげる」と説明している。