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【懐かしのゲームレビュー】シンプルながら奥深いアクションゲーム / 2015年まさかの映画化決定! ジャレコ『忍者じゃじゃ丸くん』

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【懐かしのゲームレビュー】シンプルながら奥深いアクションゲーム / 2015年まさかの映画化決定! ジャレコ『忍者じゃじゃ丸くん』

【懐かしのゲームレビュー】シンプルながら奥深いアクションゲーム / 2015年まさかの映画化決定! ジャレコ『忍者じゃじゃ丸くん』

 

誰もが夢中になって遊んだ! でも今では忘れられてしまった!! そんなゲームを紹介するこの企画。今回はジャレコから発売されていたファミコン用ソフト、『忍者じゃじゃ丸くん』である。

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このゲームは今から30年前の1985年に発売されたアクションゲームだ。アーケード版とファミコン版でリリースされた「忍者くん」のスピンオフ作品で、シンプルながら奥深いゲーム性と適度な難易度、完成度の高いキャラクターなど、充実の内容であった。

・絶妙な難易度
ゲームの概要としては、ステージ内にいる8体の敵をすべて倒せばクリアとなるアクションゲームである。手裏剣や体当たりを使いつつゲームを進め、最終的には21ステージを攻略すれば、ヒロイン「さくら姫」を救出してめでたく “全クリ” となる。

徐々に難易度が高くなっていくのは、ほとんどのゲームで共通だが、『忍者じゃじゃ丸くん』はそのさじ加減が絶妙であった。全クリはかなり難しいものの、「頑張れば何とかなるかも……!」という希望は残る難易度で、必然とプレイする回数は多かったように思う。

・アイテムやキャラも魅力
ブロックを破壊すると出現する、トロッコや透明クスリなどのアイテムの使い方も重要で、クリアの大きな要素になる。特に特定条件を満たすと出現する「巨大カエル・ガマパックン」は、最強の性能とド派手な演出で、“無敵感” がハンパなかった。

主人公はもちろん、敵キャラのデザインもよく、おゆき・クロベエ・カラカッサ・ヘドボン・ピン坊・カクタンなど、それぞれ少しずつ強くなっていく感じがよく表現されている。ボスキャラの・なまず太夫も “悪党感” があり、子供にも世界観が伝わりやすい内容であったと言えよう。

・謎の広がりを見せている
時間制限はあるものの、ブロックを壊さずに少人数の敵を相手にする戦法もあれば、ブロックを破壊し大人数の敵をアイテムで一気に駆逐する戦法もあったりと、シンプルながら奥深いゲーム性も魅力。例えば友達や兄弟がプレイすると、自分と進め方が全く違いショックを受けたり、ヒントを得たりできた。

ちなみに、「じゃじゃ丸くんは忍者くんの弟」とされていたが、その後この設定はなくなっている。実はミュージカルになっていたり、2015年には映画が公開されるなど、謎の広がりを見せている『忍者じゃじゃ丸くん』だが、純粋に名作ファミコンゲームと言えるだろう。

・今回プレイしたゲーム
タイトル:忍者じゃじゃ丸くん
発売元:ジャレコ
購入価格:600円
評価:☆☆☆☆☆☆☆★★★
一言コメント:「難易度が絶妙で、シンプルながら奥深いゲーム性も魅力」

Report:P.K.サンジュン

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