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◆睡眠の専門家が夜泣きに悩む母親に提案する“脳育眠”とは
夜中でも数時間ごとに起きて、おむつ替えや授乳をしなければならず常に睡眠不足…と、赤ちゃんの夜泣きに苦労したというお母さんも多いのではないだろうか。
10年ぶりに大幅改良された『パンパース』の新発売を記念して開催された「ママのための“脳育眠”セミナー」には、今まさに子育てに奮闘中のお母さんたちが大集合。セミナーでは、子どもの睡眠に詳しいスリープクリニック調布院長の遠藤拓郎医師、夜泣き専門保育士の清水悦子さんらが登壇、睡眠の専門家の話にお母さんたちは熱心にメモを取ったり、耳を傾けていた。
赤ちゃんの眠り研究所代表でもある清水さんは、理学療法士として病院に勤務したが、出産を機に退職。長女の激しい夜泣きに悩まされ育児ノイローゼ状態に。自身の経験と元医療従事者の視点から、夜泣き=睡眠障害の一種と考え、夜泣きについての勉強を始め、生活リズムを主体とした夜泣き改善方法にたどりつく。その結果、半年間悩まされた夜泣きが5日で改善。その後保育士の資格を取得、経験を活かして子どもの睡眠や夜泣きのサポートを行っている。
「えんたく先生」として親しまれている睡眠専門医の遠藤医師は、2007年にスリープクリニック銀座、2010年にはスリープクリニック青山を開院。現在はスリープクリニック調布の院長を務める。2015年2月には日本初の内科、耳鼻咽喉科、心療内科、精神科、小児科の総合的な子ども睡眠外来「キッズすいみんクリニック」を、スリープクリニック銀座内に開設した。
大人と異なる赤ちゃんや子どもの睡眠パターンを理解すれば、夜泣きや深夜のおむつ替えも軽減できるという。二人の専門家による、睡眠の質を向上させて健やかな子どもを育てる“脳育眠”を紹介しよう。
◆寝かしつけのポイントは朝にあり
眠りにメラトニンが関わっていることは一般に知られている。メラトニンは脳に働くと眠くなる物質で、年齢を問わずメラトニンは21時ぐらいから出始め、23時ごろには高くなり、朝方に低くなると目が覚める。しかし朝の7時の段階ではメラトニンの量はまだ高く、大人も子どももすっきりと起きることができないことも多いはず。人間の体内時計は25時間で、朝に太陽の光を浴びてリセットされることで、1時間の時差を調整している。
赤ちゃんの寝かしつけに大切なのは夜ではなくは朝。夜に眠くならないといって起きていると、遅寝、遅起きの習慣になってしまうため、朝は大人、子どもを問わず無理やりでも起こすことが大事だ。…