[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。

東日本大震災以来、防災グッズの在庫を確認したりする家庭も多いのではないだろうか。一方で、火災や地震に備えた住まいの保険(火災保険)を忘れている方も多いのかもしれない。家庭向け火災保険は、全世帯の約半数しか加入していないとされている。
地震保険に至っては、約25%の加入に留まっているという。火災が起きた時、失火責任法により出火元が隣家であったとしても隣家にその責任を問うことができないため、自分の家を守るためにはきちんと火災保険を掛けておく必要がある。
また、火災保険で火災時以外のどんな場合が補償されているのか、あいまいになってしまっている事も多く、「こんな場合は保険でカバーされるの?」と悩む人も多い。保険ショップ『保険クリニック』を運営するアイリックコーポレーションは、災害時に家を守るための火災保険について、火災以外の補償に関して、今、知っておきたい水災・地震・家財・個人賠償の補償のポイントをまとめているので紹介したい。
■「火災以外」の補償とは?
火災保険は、上記のように火災以外の補償も追加され、各損害保険会社独自の商品になっている。補償の付け外しが自由にできたり免責の金額を設定できたりなど、カスタマイズ性が高くなってきているので、罹災が心配な補償が加入中の契約に付加されているかどうか今一度確認をしてみる必要がありそうだ。また、以前から長期で「住宅火災保険」に加入している人は、最近頻発している台風や豪雨による水災は、補償対象にはなっていませんので、補償の見直しをしてみてもいいかもしれない。
■床上浸水や土砂崩れには水災の補償を
「水災」の補償は、
・建物が床上浸水または地盤面より45cmを超える浸水が対象
・大雨による川の氾濫をはじめ、土砂崩れによる損害も補償される
ということを覚えておきたい。 マンションの高層階や、戸建てでも水災の心配がないエリアの場合は、水災の補償を取り外して建物の環境に沿った契約内容にカスタマイズすることもできるという。ただ、ハザードマップが更新されてリスクが考えられるエリアに指定される可能性もあるので、定期的にチェックをしておく必要がある(※契約内容によって損害の割合や、それに対する保険金額の上限が決まっている場合があるので注意が必要)。
■建物と家具・家電は別々に補償
火災保険は、戸建て・マンションなどの「建物」と、建物の中の家具や什器などの「家財」を補償する保険だ。…