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まさに食のプレジャーランド! @小田急相模原 焼き肉はせ川

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まさに食のプレジャーランド! @小田急相模原 焼き肉はせ川

まさに食のプレジャーランド! @小田急相模原 焼き肉はせ川

 

神奈川県にある『焼き肉はせ川』で焼き肉を堪能する筆者。その圧倒的な安さと肉の美味さを知ってしまうと、二度と他の焼き肉屋さんに行けなくなる諸刃の剣。素人にはオススメ出来ない。

そして、小田急相模原のラスボスと呼ばれる『焼肉はせ川』が本性を現し始め、焼き肉パラダイスをエンジョイする筆者達に鉄槌が下されるのであった…

■『本日のお勧めサラダ』が色々とおかしい

調子に乗った友人が『本日のお勧めサラダ』を注文した結果、この写真の「山盛りサラダ」が現れました…
まるで高く積まれた牧草のようなインパクトがあります。筆者は事前に情報を収集していたので

「はせ川は量が多いから気をつけろ!」

と忠告していたのにも関わらずにです…
まあ良いでしょう。いかにボリュームがあるとは言えども「ただの葉っぱの集合体」に過ぎません。
さして葉っぱを欲しない筆者ですが、今日は麦芽(ビール)を摂取出来ないので、変わりに野菜も食べてもいいじゃない。

ちなみにサラダも凝っています。裏漉しされたカボチャは滑らかに仕上げられています。ちょこっと生クリームを加えているような軽さです。

あと、写真だと牧草の山に隠れてしまっていますが、何故かサラダにもソーセージが付属しています。どんだけ肉で攻めて来るのかって話です。

しかし、このボリュームと味で500円なら、コレも絶対にオーダーするべき一品と言えるでしょう。普通にサラダとして美味しいと思います。

■『タイ風チキンライス』をオーダーした結果

そして友人は壁のメニューを見て色々と悩んだ挙げ句、限定と書かれている『タイ風チキンライス』をオーダーしました。

「まだ腹50%だから大丈夫」

と本人は言っています。筆者的には最後は『イチゴサンド』で締めたいので、ある程度の余力は残しておいて欲しいのですが…
そして厨房に直接オーダーすると、店の主人が

「タイ人が昼間に食べる物だから、美味しくはないよ!」

と言ってきましたw 正直なのは良い事ですが、そんなん笑顔で自信満々に言われても…
しかし、アジア方面にちょこっと仕事で行ってた筆者は

「まあ、現地の味は日本人向けじゃないし」

と思ったので、さして気にはなりませんでした。どうせ600円だし、とりあえずソレっぽければ文句はありません。

■『タイ風チキンライス』の降臨

結果、この写真です… まさかの「丸鶏1羽」ってアンタ… どうしてくれるの? コレ? そして、速攻で戦意を喪失する友人。

「俺、もうコレでギブだわ…」

言うとは思ったけど、本当に言いやがったコイツ… まあ、筆者的には想定の範囲内なので良いんですけどね。

果敢に「丸鶏」に挑む友人。しかし一向に解体は捗らない。見る見るうちに眼が死んで行く…

「よっしゃ!俺が手伝うわ!」

このパターン、多分途中で投げ出して放置するね。きっと。
そうなると、自分がこの「丸鶏」を一人で食べる羽目になるので、そうなる前に先手を打つべし!

料理とか好きなので「丸鶏」を捌くのは問題ありません。それに一応は猟師ですし、動物の解体なら鹿も鶏も似たようなもんでしょう。

死んだ眼でタバコを吸いながら、さも他人事のように解体作業を見守る友人。その性格を知っているので何も言わないが、あえて言おう!

「アンタがオーダーしたんでしょうが!!!」

とりあえず大きく切って皿に置く筆者。食べやすい状態にすれば、少しは彼も動くでしょう。
そして、食べるだろうけれども、半分くらいしか食べられないと思われるので、筆者も鶏肉を食べる事にします。

「あれ? 思ったより美味しいんじゃね?」

丸鶏の凶悪なビジュアルに精神的ダメージをくらったものの、食べてみたら鶏肉としては美味しいと思った次第。
確かに鶏でも小さめの「ヒナ鶏」なので肉も美味しいのかもしれないですね。火の通り加減もバッチリで料理として申し分ないと思われます。

とりあえず大量に運ばれた調味料の皿の中から、一番「タイっぽい奴」を選らんで鶏肉にかけて食べてみます。
ん~… 店主の言ってた意味が分かった気がするw

しかし、肉としての味は良いので食べ方を変えたら化けるかもしれません。ココは焼き肉のタレを使ってみる事にしましょう。

「焼き肉のタレ、めっさ合うで!」

もはやタイ風でもなんでもない、ただの鶏肉として食べる選択肢… 有りだと思います!

さらに付属の「スープ」がガチで美味しいので、コレらを組み合わせて食べたら、この『タイ風チキンライス』は美味しく食べられるような気がしてきました。
スープにライス(タイ米)と鶏肉を入れたら絶対に美味しいはずです。

そして、これらの食べ方を友人に伝授する筆者。しかし彼にはスープを飲む余力は無い模様。しかも、挙げ句の果てに

「俺、パクチー苦手だわ…」

とか言う始末。正直、

「パクチー苦手なのにタイ料理頼むなや!!!!!」

と激しく思ったのですが、まあソコは大人なのでオブラートにくるむ感じで。食事は楽しくしなきゃですよね。

■ハセラーのマストアイテム『イチゴサンド』を食す

もはや自分しか頼れないので、早めに『イチゴサンド』をオーダーします。これはハセラー的には絶対に外せません。

『イチゴサンド』を食べずに『焼肉はせ川』を語るべからず

と言う格言があるくらいの名物料理なので、玉砕覚悟で挑むまでです。この日の為にコンディションを整えて来たので、きっと大丈夫でしょう。

そして『イチゴサンド』の降臨!

もっと凄いかと思ったけど、ボリューム的にはそうでもないような? 少なくは無いけれど多くも無いような?

いや、普通に一人で食べるには多いと思うのですが、その前の『タイ風チキンライス』を見ているので、感覚がおかしくなっているのかも知れません。

「甘くなくて美味しい!」

もっと激アマなクリームが来るかと思っていたのですが、意外と軽めで甘さも控えめ、そこにイチゴの酸味が加わって、非常に美味しく食べられます。これはデザートとして秀逸なのでは?

さらに中央のアイスクリームも甘さ控えめ。イチゴとクランベリーのアイスでしょうか? あまり甘いモノは大量に食べられない筆者もこれならイケます!

そして、もはやゾンビと化した友人にアイスを進める筆者。これで少しは生き返るでしょう。ガッツリと肉を食べたあとに、このアイスは良い感じです。

■『オリジナルビーフカレー』を食す!

そして思ったよりも『イチゴサンド』がストマックに来なかった筆者は、あえて『オリジナルビーフカレー』をオーダーします。デザートを食べた後にカレーを注文する事の是非はともかく、筆者の中の海原雄山に言わせると

「あのチキンライスを作る主人のカレー、絶対に不味いはずがない!」

筆者が東南アジアで食べたチキンライスに、限りなく近いチキンライスを出してくる主人の腕前、おそらくカレーも間違いないはずです。

正直、もっと適当なチキンライスが来るかと思ったら、予想に反して超本格的な奴が出てきました。
しかも、あのスープ… かなり美味しかったです。コレは期待が高まります(入店してから色々と高まりっぱなしな件の是非)

そして写真のカレーです。ヤベェ… 筆者の予想の斜め上をゆく本格的なカレーが出てきたんですけどw

まずライスが凄いですね。普通のライスにターメリックライス、さらにスパイスライスが加わります。

■「本格的にもほどがある」

カレー専門店でも600円でココまでやらないですよw 常軌を逸しています。どんだけの料理バカ(失礼)なのかと。

一応はカレーの味を語ると、超本格的なカレーです。スパイスもガンガンに加えて凄いスパイシーです。ココまで思い切ってスパイスを使うのは難しいんですけどね。
筆者もカレー作りに凝った時期があるので分かるのですが、コレはスパイスの使い方が上手いです。

そしてタマネギの甘みと牛の旨みが感じられます。そう言えば軽く忘れていましたが『はせ川』は焼き肉屋さん、しかもA4、A5の肉が乱舞する厨房です。
恐らく、このカレーにも和牛が色々と入っているはずです。例えばタマネギも和牛の脂で炒める、スジ肉や切り落としも入れるでしょう。

つまり、あの『タイ風チキンライス』のスープと、良い和牛を使う焼き肉屋さんである事に着目した筆者の勝利です。
あのスープを作る技術と和牛を使ったカレー、美味しいに決まっています。

ちなみに写真に写っている「チャパティ」と言うか「パロタ」みたいな奴も良いですね。葱とか入っているので、いわゆる「ナン」よりも韓国のチジミっぽい食感、モチモチしていてカレーと良く合います。

いや~ コレは本当に美味しいカレーですね。このカレーだけを食べに毎週通っても良いくらいです。
かなりボリュームもありますが美味しいので、最後まで飽きる事なく完食出来ました。米もタイ米でサラっとしているので、胃袋にスルスル入る感じですね。

かなり食べたにも関わらず、翌日の胃の調子は抜群でした。これはカレーに入っていたスパイスの効果と思って間違いないでしょう。
あれだけ肉を食べても翌朝に胃がもたれない。焼肉&スパイシーなカレーは絶妙な組み合わせですね。

■『焼肉はせ川』 総評

オダサガの3強(おさ、萬金餃子、はせ川)もとい、3狂のラスボスと呼んでも過言ではありません。まさに神奈川県で最悪の治安を誇る「オダサガ」が生んだモンスターです。

おかしい点が多すぎて、何から突っ込めば良いのか分かりませんが、とりあえず焼き肉屋さんとして値段設定がおかしいです。
次にメニューの数々… まだ『はせ川』の極一部のメニューしか食べていないのに、色々な意味でヤヴァイでしょう。

丸鶏1羽使って600円って正気ですか?

しかし、コレらの尋常ではない設定も、恐らくは店のサービス精神から来るモノかと思われます。

「もっと美味しい料理を作ろう!」

そんな意気込みが伝わります。喜ばれるメニューを増やし続けた結果、メニューが壁一面を埋め尽くす状態に至る…と。

金儲けの為だけに料理をする人には、絶対に出せない味ですね。筆者なら600円のカレー如きでスパイスライスまで作らない自信があります。
どんだけ仕込みに手間を掛けてるのかと、小一時間は褒めたくなります。

ちなみに、二人で相当食べましたが御会計は6600円でした。焼き肉屋さんで3000円チョイなら安いし、あんだけ食べたら普通は一人5000円は超えるでしょう。
恐るべきコストパフォーマンスです。

若干、料理のボリュームがあるので一度に大量に注文せずに、様子を見ながらオーダーすると良いでしょう。食べ残しは厳禁です。

そんな訳で、色々とおかしい食のワンダーランド『焼肉はせ川』に、みなさんも訪れてみて下さい。扉を開けた瞬間に「テンション上がりまくり」の意味が分かると思いますよ。

焼肉 はせ川 (予約制)

電話番号 042-765-5858

住所   神奈川県 相模原市南区 相模台4-11-6

営業時間 17:00~22:00

定休日  水曜日

※この記事はガジェ通ウェブライターの「YELLOW」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?( http://j.mp/QIcpWh )

-ガジェット通信

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