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EU理事会議長国のラトビアに提出アイスランド政府は12日、欧州連合(EU)への加盟申請を取り下げると発表した。
グンナル・ブライエ・スヴェインソン外相は、EU理事会議長国であるラトビアに、「停止されていたEU加盟に向けた交渉を再開しない方針」を伝えたことを明らかにした。N24などドイツメディアが13日、報じた。
国民の半数以上は交渉の継続を支持アイスランドは2008年、世界的な金融・経済危機の影響によりアイスランド・クローナが暴落、3銀行が崩壊に追いやられた。その後、国民からEU加盟を求める声が強くなる。2009年、政府はEUへの加盟交渉を開始、だが、2013年5月から加盟交渉を中断していた。
最新の世論調査によると、国民の大半はEU加盟に向けた交渉を継続することを支持しているという。今回の政府の決定に対し、首都レイキャビクにおいてEU加盟を支持する市民が抗議デモを行った。
欧州経済領域内の国との関係を強化アイスランドはヨーロッパの国家間において、国境検査なしで国境を越えることを許可するシェンゲン協定に加盟している。また、EUにおける商品、人、サービス、資本の移動の自由が適用される欧州経済領域(EEA)にも加盟。
EEAにはEU加盟国28カ国とリヒテンシュタイン、ノルウェーが含まれている。アイスランド政府は今後、EEA内のEU加盟国との関係に焦点を当てていきたい意向だ。
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