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[17日 ロイター] – ギリシャと欧州連合(EU)は17日、ギリシャの改革案の進捗状況を確認するための電話会議を行ったが、ギリシャが改革計画について十分な情報を提示せず、19日からのEU首脳会議での協議を主張したため、EU当局者からは怒りが噴出した。
あるEU当局者は、ユーロ圏各国の間で高まっていたギリシャ政府に対する苛立ちを口にし「多くの人にとりきょう午後の電話会議は、がまんの限界を超えさせるものだった」と述べた。
ギリシャの現段階の改革案を確認するために、ギリシャとユーロ圏財務次官は17日午後に電話会議を行った。
3人の関係筋によると、ギリシャ側は改革計画について話し合うことを拒否し、代わりにチプラス首相がEU首脳会議で改革について協議することを主張した。同首相は、EU首脳会議に合わせて、メルケル独首相やオランド仏大統領などとの会談も予定している。
2人の関係筋によると、電話会議に参加したある当局者は、会議は短時間で終わり、何も結論が得られなかった、と不満をもらした。
EU当局者は、ギリシャ支援が正式議題に挙がっていない首脳会議にこの問題を持ち込むチプラス首相の意図が理解できない、と述べた。
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