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昨今、鍋料理にとろろや大根おろしを投入する「雪見鍋」がブレイクしている。胃腸に優しい「ヘルシー感」と、ふわふわとした「キュートな見た目」という女子が好む二大要素を満たしているのが特徴だ。そう、男子的には見逃せない“モテ鍋”なのだ。雪見鍋ブームの火付け役となったのは、東京在中の会社員「きみまろっく」氏。白熊やパンダ、アルパカなどを大根おろしで作った写真が2013年12月頃からTwitter上で話題になり、全国で女性を中心にチャレンジャーが急増。そのムーブメントが「大根おろしアート」と呼ばれるようになり、昨年の10月にはレシピ集も発売されるなどファンを増やし続けている様子。
⇒【写真】完成した「ベイマックス鍋」
また、大根おろしは定番の寄せ鍋や白菜豚バラ鍋と相性が良く、何より形が作りやすいため、料理初心者でも気軽に試せることも魅力のようだ。昨年は空前の“アナ雪”ブームだったこともあり、「白」と「雪」を連想させる雪見鍋の注目度が高まったという側面も。主要キャラのオラフを大根おろしで作った鍋の写真がネット上で飛び交う事態に……。しかも、概ね女子から好評を集めているのである! そこで、かれこれ10年は包丁を握っていないアラサー男子のライターAが、大根おろしアートを活用した“モテ鍋”作りに挑戦してみることに。
ベースは豚と白菜のミルフィーユ鍋。両食材を5~6cmにザク切りして、適当に重ねてから市販の寄せ鍋用スープを流し込み、約10分で完成。で、大根1本を丸ごとすりおろして、肝心のアート作りに取りかかることに。ちなみに、“真っ白”な作品を目指すなら、大根の皮は青味がなくなるまで深く剥くことをオススメする。
さて、今回作った鍋のタイトルは、大好評公開中の映画に便乗した『ベイマックス鍋』である。まず大根おろしで雪だるまを作り、両腕を付け足し、海苔を鉄アレイの形に切って目を作ったら、意外なほど簡単に完成した。白い見た目が売りの鍋だけに、ホワイトデーにピッタリ!? デートで映画を楽しんだ後にサプライズでこの鍋を作ってあげれば、とびきり熱い夜を迎えられそうだ。
気になる味も、めっちゃ上質! 煮込んでみぞれ状になった大根おろしの辛みと舌触りが大人の感覚で、一度食べたら病み付きになることを請け合いだ。まだまだ肌寒いこの季節、オリジナリティあふれる雪見鍋で家族や恋人を癒してあげてみては? <取材・文/日刊SPA!取材班>
※参考書籍:『大根おろしアート』(主婦の友社/972円)