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協議は約1時間、静岡市役所で、非公開で行われた。
協議後、記者会見した弁護団によると、市への申し入れ書では、冷やしキュウリは、露店販売で営業許可が不要な「極めて単純な加工販売」には当たらず、市は基準を明確化して販売を規制するべきだった――などと指摘。また、大会本部が主催者であり、「法的責任はない」と主張する市に対し、「市の担当課が積極的に宣伝し、大会本部の名誉会長が市長である」(弁護団)などとして、実質的な主催者である市にも責任がある、としている。
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今回の協議には、被害者の家族も参加した。
キュウリを食べて、長女(3)が溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症した父親(39)は「初めて声を聞いてもらえると期待していたが、市は関係ないという言葉にショックを受けた」と市の対応を批判。長女は現在も通院しているといい、「医者には『後遺症としていつ何が出るかわからない』と言われ、不安な日々を送っている。せめて被害の実態が解明されれば」と訴えた。
静岡市は「法的責任はない」とする一方、被害の重大性から、「見舞金」として金銭を支払うことを表明。市は被害者532人に一律1万円、大会本部は5000円の支給を決めている。