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法務省は3月13日、平成26年における「人権侵犯事件」の状況を発表した。インターネット上の人権侵犯事件は前年比1.5倍の1,429件と急増し、過去最高件数を更新した。動画投稿サイトや掲示板による名誉毀損やプライバシー侵害事例などがあったという。
平成26年の人権侵犯事件で、新規に救済手続を開始した件数は、前年比3.2%減の2万1,718件となっている。
このうち、インターネット上の人権侵害情報に関する人権侵犯事件は、前年比49.3%増の1,429件。平成13年の調査開始以来、過去最高を記録した。1,429件のうち、プライバシー侵害は739件、名誉毀損は345件となっている。
具体的には、動画投稿サイトに中学生の学校名や学年、氏名を特定した上で、「汚い」「死ね」など中傷する内容の動画が掲載された名誉毀損事例、インターネット上の掲示板に性的な写真が氏名、年齢などとともに掲載されたプライバシー侵害事例などがあったという。
このほか、差別待遇に関する人権侵犯事件が前年比37.9%増の869件、社会福祉施設に関する人権侵犯事件が前年比18.3%増の246件と増加している。学校におけるいじめ事案は、前年比6.7%減の3,763件だった。