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兵庫県尼崎市の連続変死事件で、妻ら2人を虐待の上、殺害したなどとして、殺人と監禁などの罪に問われた仲島康司被告(45)の裁判員裁判の判決が19日、神戸地裁であり、佐茂剛裁判長は懲役6年と懲役9年(求刑懲役8年、12年)を言い渡した。一連の事件の間に別の窃盗罪で有罪が確定しており、事件をその前後に分けて判決を言い渡した。
弁護側は1件の殺人罪を認め、1件はほう助にとどまるなどと主張していたが、判決は全ての事件で、首謀者とされる角田美代子元被告=2012年12月に自殺、当時(64)=との共謀を認定した。
量刑理由では、「落ち度のない被害者の人格を踏みにじった」と批判する一方、「最下層で汚れ役を押し付けられた事情があり、反省もしている」と述べた。
判決によると、仲島被告は尼崎市のマンションで共同生活していた美代子元被告らと共謀し、08年と11年、妻茉莉子さん=同(26)=と橋本次郎さん=同(53)=をそれぞれベランダの物置に監禁し、虐待を加え殺害した。