安倍総理は参議院の予算委員会で、２１日にソウルで日本と中国、韓国の３か国の外相会議が開催されることについて、「大変喜ばしい」と述べたうえで、中国や韓国に対して「日本とつながっていくことのメリットを感じてもらいたい」と語りました。
　　「あす、約３年ぶりに日中韓外相会議がソウルで開催されます。３か国間の実務的な協力関係や地域国際情勢について、外相間で議論が行われることは大変喜ばしいと思っております。この外相会談の中で、日本としては、環境防災、さらにはテロ対策、あるいはＦＴＡなど、実務的な協力関係や地域国際情勢について意見交換を行い、日本とつながっていくことのメリットを感じてもらいたいと、このように思っております」（安倍晋三総理大臣）
　
　　また、安倍総理は「首脳同士が信頼関係を構築していくことがまず大切ではないか。課題や問題があるからこそ、首脳同士が話をするべきだと思う」と述べ、日中韓３か国の外相会議を経て、３か国の首脳会談を実現することに改めて意欲を示しました。（20日15:48）