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産業用ロボット等を手掛ける安川電機 <6506> とスキャナーシステムなどを手掛けるワイ・イー・データ <6950> は、2015年3月17日、安川電機を株式交換完全親会社とし、ワイ・イー・データを株式交換完全子会社とする株式交換を行うことを発表した。
ワイ・イー・データの普通株式1株に対して、安川電機の普通株式 0.145株を割当てる。また、交付する株式は、安川電機が保有する自己株式のうち 329,243株を本株式交換による割当ての一部に充当し、新たに普通株式800,000株を発行する予定だ。
株式交換の効力発生日は2015年7月21日で、2015年7月15日付でワイ・イー・データは上場廃止(最終売買日は2015年7月14日)となる。
安川電機は現在、ワイ・イー・データの議決権割合57.1%を保有する筆頭株主であり、両社はこれまでグループ企業として経営戦略や経営計画を共有し、連携して事業運営をすすめてきた。しかしながら、競争の激化、ユーザー需要の海外シフト等、安川電機およびワイ・イー・データを取り巻く経営環境は益々厳しさを増していることを踏まえ、2014年12月に、安川電機から株式交換による完全子会社化を申し入れていた。
今後は、グループ内で分散している機能の集約によるバリューチェーンの最適化、グループ内での利益相反の回避による業務シナジーの発揮、事業持株会社化により最適な経営資源の配分と戦略の策定を通じ、グループとしての収益力の強化および企業価値の更なる向上を図っていく。(ZUU online 編集部)