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海上からの災害救援を想定し、給水装置や被災者収容スペースを備えた新しい巡視船「さど」が新潟海上保安部に配属され、7日、新潟港に入港した。
さどは全長92m、幅11mで、建造費は約54億円。時速39km以上で走り、30mm機関砲を装備するなど警備能力も強化した。さどの配属に伴い、従来あった巡視船「のと」は小樽海上保安部(北海道)に配置換えされた。
海上保安庁では、尖閣諸島周辺での警備業務が増えていることから、2013年以降、千トン級の巡視船を6隻増強。6日には、さどと同タイプの巡視船「わかさ」が舞鶴海上保安部(京都府)に配属のため、舞鶴港に入港した。