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東京電力柏崎刈羽原発で敷地外の断層を調査する原子力規制委員会の調査団=17日、新潟県刈羽村(代表撮影)
原子力規制委員会は17日、原発再稼働の前提となる審査を進めている東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)で、敷地内外の断層を調査した。
規制委は同原発に活断層がないか調べているが、東電は敷地外で焦点の一つとなっている原発北側の寺尾地区にある断層について、地滑りの跡と主張している。昨年10月に続き現地調査を行った石渡明委員は、記者団に「地滑りではないように思われる部分もある。もう少し詳しく矛盾がないか見ていきたい」と述べた。
石渡委員らは同日、敷地内外の地形や地質、ボーリング調査の試料など、規制委の指示で東電が昨年2月から進めてきた追加地質調査の状況を確認した。石渡委員は「大きな土木工事で得るデータは大体そろったと感じている。今後はヒアリングや審査会合で詰めていく」と話した。