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神戸市中央区のビル解体現場で昨年4月、作業用の足場が倒壊し、通行人の女性が重傷を負った事故で、兵庫県警捜査1課が13日にも、安全管理義務を怠ったとして、業務上過失傷害の疑いで工事を請け負った解体会社代表の40代男性ら4人を書類送検することが、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、解体会社側は当時、無資格の作業員に鉄骨を溶断させるなどしており、同課は安全管理に過失があったと判断したという。
事故は昨年4月3日午前11時10分ごろ、同区布引町のビル解体工事現場で発生。3階の鉄骨を重機で撤去する作業をしていたところ、ほこりなどが周囲に飛ばないよう囲っていた足場の柵に鉄骨が引っ掛かり、足場が倒壊。通行人の20代女性が下敷きになり、首の骨を折る重傷を負った。
同課などは、解体会社などを家宅捜索するとともに、代表らから当時の状況や安全管理体制について事情聴取するなど、捜査を進めていた。