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2013年8月8日未明の丸の内パークビルのシミュレーション画像。中庭に樹木がある場合(画像左)は、ない場合に比べ、気温が低い(青色が気温が低く、黄色が高い)(海洋研究開発機構提供)
高層ビルの谷間の緑地で、夏の夜間に樹木からの放射冷却や水分の蒸発により気温が低下する様子をスパコン「地球シミュレータ」で再現できたと、海洋研究開発機構の松田景吾研究員や三菱地所設計の坪田勇人主幹、竹中工務店の安藤邦明主任設計担当らが20日までに発表した。
ビルにたまった熱や空調の排熱はヒートアイランド現象の原因となる。気温低下効果を精度高く予測して樹木を配置できれば、空調の排熱量と運用コストの抑制につながる。将来は都市計画レベルの温暖化対策として緑地の設計に応用できる可能性があるという。